トラックを運転する前には必ずタイヤを点検し、安全運転をお願いします。
タイヤ溝深さの限界は、一般走行時では、小型・中型トラック1.6㎜です。
高速時では、小型トラック2.4㎜、大型トラック3.2㎜です。
残り溝1.6㎜(高速3.2㎜)未満のタイヤは、使用禁止となり使用すれば道路交通法違反、整備不良となります。タイヤの側面までひびが入っていないかどうかもチェックしてください。(バーストの危険があり、大変危険です)
空気圧の低下や、過積載、タイヤの劣化などバーストの原因はありますが、夏場にそのような状態にあると、さらにバーストの危険性が高いです。
真夏の熱いアスファルトの上を走行していると、熱でタイヤの温度が上昇します。
加えて高速走行すると車のバウンドでタイヤが押されて戻ってを繰り返して内部の温度も上がり、圧力が上昇してしまうのです。そのため、暑い夏の日に長距離走行が続くと、タイヤが熱と圧力に耐えきれなくなりバーストしてしまう可能性があります。
特に、近年は猛暑と大雨などの異常気象続きです。タイヤのバーストが起きやすい状況にあるということを理解しておきましょう。日頃から適正空気圧に調整、タイヤの傷等にチェックをしましょう。高速道路上は大変危険です。決してご自身で作業せず安全な所に避難して救援依頼をして下さい。ハザードランプを点灯させ、路肩に寄せたり、可能な限り広い場所で停車させましょう。
ホイルのひび割れ・サビはありませんか?
新品タイヤと摩耗したタイヤは見比べると危険度が分かりやすいです。
専用インパクト(トルクセッター)でしっかり取り付け
締付後、確認を行っています
エアーもれはないかチェック!
TBチェンジャーで新品タイヤに
過荷重と空気圧不足は安全走行の大敵です!特に25トントラック前軸の過荷重にご注意下さい!
過荷重・空気圧不足でのご使用はタイヤ損傷に直結します。
✔荷物は均等に積む
✔不可能力が低いタイヤサイズへの変更は危険
✔変扁平タイヤはタイヤは高空気圧設定に注意
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出典:日本自動車工業会